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_ 2014年

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『贈与の哲学』岩野卓司著(解説:中沢新一)明治大学出版会(丸善出版)

2014/03/27

La science sauvage de poche 02
『贈与の哲学』
岩野卓司著/イントロダクション=中沢新一
B6判・仮フランス装・200ページ・本体2,500円+税
ISBN 978-4-906811-08-3
2013年4月1日刊行予定

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マルセル・モースに始まる贈与論の系譜。それをカトリックの立場から新たに展開しているのが、現象学者ジャン=リュック・マリオンである。デリダとも論争を繰り広げたマリオンの哲学を、直接薫陶を受けた岩野卓司(本学法学部教授)が本邦初紹介しつつ、現在さまざまな方面で注目を集めている「贈与」という概念を問い直す。各章冒頭に中沢新一によるイントロダクションを収録。

もくじ

第1章 贈与の現象学
第2章 デリダ vs マリオン 贈与をめぐる論争
第3章 キリスト教と贈与

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『インヴェンション』髙山宏+中沢新一(明治大学出版会 丸善)

2014/03/04

明治大学出版会「シアンス・ソバージュ・ド・ポッシュ:野生の科学叢書」刊行です!

『インヴェンション』
髙山宏・中沢新一著
B6判・仮フランス装・212ページ・本体2,200円+税
ISBN 978-4-906811-06-9
2014年3月刊行予定

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ふたりの思想家・批評家が、縦横無尽に知のフィールドを駆けめぐり、ことばのパスを交しあう注目の対談集。自然とは何か? 山口昌男とは誰か? カタストロフィ後の日本の使命とは? 知のマトリックスが干渉しあい、そこに新しい光景が浮かび上がる。明治大学野生の科学研究所が放つ注目の叢書第1弾!

 

目次

・〈自然〉新論—自然とは何か
・カタストロフィを突き抜ける
・思想の百科全書にむけて
・軽業としての学問—山口昌男をめぐって
・英語と英語的思考について

髙山 宏(たかやま・ひろし)
明治大学国際日本学部教授。1947年、岩手県生まれ。批評家、翻訳家。文学、美術、建築、文化史、思想史、哲学、デザイン、大衆文学、映画、江戸文化等、学問領域を横断して論文、エッセイを執筆。著書に『表象の芸術工学』(工作舎)、『近代文化史入門』(講談社)、『風神の袋』『雷神の撥』(羽鳥書店)他。

中沢新一(なかざわ・しんいち)
明治大学研究・知財戦略機構特任教授。1950年、山梨県生まれ。宗教から哲学まで、芸術から科学まであらゆる領域にしなやかな思考を展開する思想家・人類学者。著書に『チベットのモーツァルト』『森のバロック』(以上講談社学術文庫)、『カイエ・ソヴァージュ』全5巻、『アースダイバー』『野生の科学』(以上講談社)他。

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【JA共済総研公開研究会】自然と人間の協働による永続的な地域社会づくり

2014/02/01

JA共済総合研究所にて、公開研究会「自然と人間の協働による永続的な地域社会づくり 〜食・自然エネルギー・ケアでつながる新たな生活基盤の可能性を探る〜 」が開催されます。

研究所とも関係の深い方々の報告、中沢所長を交えたパネルディスカッションも行われます。どうぞご参加ください。

詳細、お申し込みはこちらをご覧ください。

案内チラシ-1

 

「自然と人間の協働による永続的な地域社会づくり
〜食・自然エネルギー・ケアでつながる新たな生活基盤の可能性を探る〜 」

地域住民同士の相互扶助を駆動させる新たな要素として「食」「自然エネルギー」「ケア」に注目し、これらを地域再生につなげるための理論を実証する基礎研究プロジェクト(対象エリア:愛知県三河中山間地域)の研究事例報告と、関係者との公開討論を通じて、永続的な地域コミュニティづくりの条件や協同組合の役割等について考えます。

日時:2014年3月12日(水)13:00分〜17:00(12時15分開場)

場所:JA共済ビル カンファレンスホール
東京都千代田区平河町2-7-9 JA共済ビル1階

早川 富博 氏(愛知県厚生連足助病院 院長、日本農村医学会 理事長)
河合 勝正 氏(愛知東農業協同組合 代表理事組合長)
澁澤 寿一 氏(東京農業大学農山村支援センター副代表、
NPO法人共存の森ネットワーク 理事長)
中沢 新一 氏(明治大学 特任教授・同大学野生の科学研究所 所長)

参加費:無料(事前の申込みが必要です)

定員:100名(定員に達し次第、受付を締め切ります)

お問合せ:JA共済総合研究所 調査研究部
TEL:(03)3262-9658
E-Mail:seminar@jkri.or.jp

 

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中沢新一「海洋アースダイバー:第一部 対馬編」

2014/01/26

中沢新一「海洋アースダイバー」 講談社G2 vol.15
第一部 対馬編「カラでもヤマトでもなく、倭」

国境の島で発見した日本の原型。
「日本」とはなにか。「日本」が形作られる源流にダイブする!一挙150枚掲載!!

海洋アースダイバー対馬

対馬の霊峰・白嶽の山頂。雄嶽より、雌嶽を臨む

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連続講座 南方熊楠の新次元:第4回「アクティビスト南方熊楠」

2014/01/14

明治大学野生の科学研究所 公開講座「南方熊楠の新次元」
第4回「アクティビスト南方熊楠」

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2月22日(土)「アクティビスト南方熊楠」
講演:中沢新一
対談:國分功一郎氏 × 中沢新一
場所:明治大学リバティタワー1001教室(地下1階)
リバティタワーに入り、突き当たり(リバティホール入口手前)を右折。まっすぐ進んだ先の階段を降りたところが教室です。
予約不要、定員250名、1,000円

13:30 開場
14:30 講演(90分)
16:00 講演終了、10分休憩
16:10 対談(50分を予定)

 

國分 功一郎(こくぶん こういちろう)
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。高崎経済大学経済学部准教授。専攻は哲学。著書に『スピノザの方法』(みすず書房)、『暇と退屈の倫理学』、『ドゥルーズの哲学原理』、『来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題』などがある。

中沢 新一(なかざわ しんいち)
1950年 山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。思想家、人類学者。明治大学野生の科学研究所所長。著書に『チベットのモーツァルト』『森のバロック』『対称性人類学』『アースダイバー』『芸術人類学』『野生の科学』『大阪アースダイバー』など多数。

 

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連続講座 南方熊楠の新次元:第3回「明恵と熊楠」

2014/01/04

明治大学野生の科学研究所 公開講座「南方熊楠の新次元」
第3回「明恵と熊楠」

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1月13日(月、祝)14:30〜
講演:中沢新一
対談:河合俊雄氏×中沢新一

場所:明治大学リバティホール
予約不要、定員450名、各回1,000円

13:30 開場
14:30 講演(90分)
16:00 講演終了、10分休憩
16:10 対談(50分を予定) ※延長の可能性あり

 

河合 俊雄 (かわい としお)
1957年生まれ。1982年京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。Ph.D.(チューリッヒ大学、1987年)、ユング派分析家資格取得(1990年)。甲南大学助教授、京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻助教授(心理臨床学講座)を経て、現在、京都大学こころの未来研究センター教授。著作に『ユング派心理療法』『日本人の心を解く――夢・神話・物語の深層へ』『こころにおける身体 身体におけるこころ』など多数。

中沢 新一(なかざわ しんいち)
1950年 山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。思想家、人類学者。明治大学野生の科学研究所所長。著書に『チベットのモーツァルト』『森のバロック』『対称性人類学』『アースダイバー』『芸術人類学』『野生の科学』『大阪アースダイバー』など多数。

 

【その後の予定】

2月22日(土)「アクティビスト南方熊楠」
講演:中沢新一
対談:國分功一郎氏×中沢新一
場所:明治大学リバティタワー1001教室

13:30 開場
14:30 講演(90分)
16:00 講演終了、10分休憩
16:10 対談(50分を予定)

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謹賀新年

2014/01/01

あけましておめでとうございます。

本年も刺激的で、知の豊かさに満ちた様々な企画を
みなさまにお届けできるよう、精進してまいります。

今年も野生の科学研究所をどうぞよろしくお願いいたします。

maruishi

 

明治大学 野生の科学研究所

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