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_ 2011年

NAKAZAWA

『すべては初めて起こる』 出演:大森克己、中沢新一

2011/12/16

■日時:2012年1月13日(金)5限(16:20~17:50)

■場所:多摩美術大学八王子キャンパス、レクチャー棟 B ホール(大学の講座ですが、一般の方も聴講可能)

■入場料:無料

■お問い合わせ:〒192-0394 東京都八王子市鑓水 2-1723
多摩美術大学 芸術人類学研究所 / TEL : 042-679-5697
mail: iaa_info@tamabi.ac.jp

■関連リンク
KATSUMI OMORI Everything happens for the first time Project 2011-12

“あまりにも初めて、のことを私たちが体験している2011年。写真家・大森克己の新作プロジェクト『すべては初めて起こる』を軸に「いま生きている写真」「いま生きている言葉」「3.11」を様々なジャンルの方々との対話を通して検証するとともに、本プロジェクト制作に至った軌跡を辿る展示を行い、大森克己の活動の現在を紹介します。”

NAKAZAWA

3.11以後の生と死(赤坂憲雄先生・中沢新一対談)

2011/12/12

■日時:2011年12月17日(土) 15:00 〜 17:00

■場所:明治大学 リバティタワー 6階 1063教室
会場地図:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

■受講料:1,000円(事前予約制)
*定員に達したためお申し込みは締め切りました

■講座趣旨

3.11は、かつての9.11同様、本来潜在していたヒズミが顕在化したにすぎません。真の問題は、今回の震災や原発事故の根底にある、私たちの「生と死の現在」が露呈されたということ。東電や政界や官僚を批判しても、所詮それ は一過性にすぎず、本当に私たちが新生の道を模索するなら、これまで専門家や役人たちが生み出してきたシステ ムへの盲目的といっていい過剰依存こそ問われねばなりません。
それは加速度的に複雑化するグローバル社会の中で、益々かつての共同性を喪失し、その空洞化の中で激増しつ つある自殺、孤独死、高齢者所在不明、直葬や幼児虐待などを、現在の震災や原発騒ぎの中に埋没させてはならないということでもあります。
今、私たちに突きつけられているのは思想的大転換。世界資本主義が崩壊しつつあるいま、日本がもとの経済大国の道への復旧を目指すのか、それとも根本的に新しい光を世界に投げかけるのか。
世界のパラダイムの変換の現場、すなわち広島、長崎、そして福島を抱える私たちこそ、宇宙のすべてのものが不断につながっているというコスモロジーに生きとし生けるものを解き放つ使命があると思います。
この講座は、以上のようなコンセプトのもとに、中沢新一教授を中心に設立された「明治大学野生の科学研究所」とリバティアカデミーの共同企画であります。

明治大学リバティアカデミーパンフレットより)

REPORT

『ニソの杜から日本の未来を考えるシンポジウム』が開催されました

2011/10/26

『ニソの杜から日本の未来を考えるシンポジウム』(主催:ニソの杜シンポジウム実行委員会・グリーンアクティブ、共催:明治大学野生の科学研究所、協力:緑の坊主)が、2012年6月3日に福井県で開催されました。

ニソの杜は、福井県おおい町大島地区に30箇所ほど存在する、小さな、しかしその意味するものは深く大きい森です。柳田国男が日本の神社の原型であると考えたことで民俗学の世界では有名ですが、いまでは、現地でもそれほどたくさんの人には知られているわけではありません。この杜の存在を軸に、これからの日本の未来を皆で考える一日になりました。

午前中は、総勢60名の参加者とともに、福井在住の金田久璋先生(民俗学)のご案内で、バスツアーによるニソの杜現地の見学を行いました。見ることができたのは、「瓜生(うりょ)の社」、「井上(イガミ)の杜」、「上野の杜」、「浜禰(はまね)の杜」の4箇所。

「上野の杜」、「浜禰の杜」のすぐ裏には大飯原発が周りからは見えないような位置に隠れるようにして立っています。金田先生の表現を借りると「原始と原子」が、山を挟んでたっている風景には、参加者一同、強く心を動かされるものがあったように感じました。

午後からは、小浜市文化会館で、いとうせいこうさんの司会、野生の科学研究所の中沢所長、金田久璋先生、若狭明通寺のご住職である中嶌哲演さん、福井県三国湊の大湊神社宮司である松村忠祀さん、の5人によるシンポジウム。

中沢所長の開会挨拶を皮切りに、いとうせいこうさんの名司会によって、登壇者の個性と思想が混ざり合い、ニソの杜から「日本の未来」を考えるための、たくさんの重要な対話が展開しました。

当日の詳しい内容は、雑誌やグリーンアクティブウェブサイト等で掲載されます。シンポジウムのムービー公開の予定もあるようです。掲載情報などは、twitterFacebookでお知らせいたしますので、お楽しみに!

NEWS

開所記念シンポジウム「がんばろう 日本の野生。」

2011/10/21

2011年10月21日(金)の16:00より、野生の科学研究所開所記念シンポジウム「がんばろう 日本の野生。」が開催されます。

出演は、中沢新一所長、内田樹さん、平川克美さん。研究所のこれからの活動や、日本のこれからのこと。そして”野生”とは何を意味しているのかなどのテーマを中心としたトークイベントです。
 *観覧のお申し込みは締め切りました

イベントの模様は、ラジオデイズさんにより生中継されます。

【トークイベント中継URL(16:00〜)】
http://www.ustream.tv/channel/radiodays-jp
*通信環境があまりよくないため、回線の都合等により、聞き取りにくい場合がございます。ご了解ください。

NEWS

野生の科学研究所の誕生

2011/10/21

明治大学に新しい知の拠点、”明治大学 野生の科学研究所”(ISS:Institut pour la Science Sauvage)が誕生します。

野生の科学研究所は、科学というものをもっと豊かで、具体的なものにつくりかえていくという目的のもと、日本文明の潜在能力を目覚めさせ、21世紀に必要とされる「新しい学」の創出をめざします。今日まで蓄えられてきた膨大な知的活動の成果を最大の資源として、自然科学•経済科学•社会科学等を包摂する、大きな原理を探求していきます。

*お問い合わせは下記までお願い致します。
Mail:info@sauvage.jp
Tel:03-5259-9001

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