『知の橋懸り 能と教育をめぐって』明治大学出版会
2017/03/30
明治大学出版会より、明治大学学長土屋惠一郎氏と中沢所長の対談書籍『知の橋懸り 能と教育をめぐって』が4月上旬に刊行されます。昨年明治大学にて行われた対談を契機に、能から教育までを語ります。
『知の橋懸り 能と教育をめぐって』土屋惠一郎・中沢新一著
どうぞお手にとってお読みください!
明治大学出版会「シアンス・ソバージュ・ド・ポッシュ:野生の科学叢書」第5弾
La science sauvage de poche 05
『知の橋懸り 能と教育をめぐって』
土屋惠一郎、中沢新一著
B6判・196ページ・本体2,200円+税
ISBN 978-4-906811-21-2 C0074
2016年4月上旬刊行
内容紹介
能とは何か? 能は祭儀だった? 芸能としての能の見どころは? 能をどうやってプロデュースするのか? 人類の精神史の中に能を置くと何が見えてくるのか? 明治大学長の土屋惠一郎と野生の科学研究所所長の中沢新一がさまざまなポイントから能を解き明かす画期的な対談+インタヴュー集。
【目次】
まえがき 中沢新一
第1章 能はどこから来て、どこへ行くのか(土屋惠一郎+中沢新一)
第2章 『精霊の王』を再訪する(中沢新一)
第3章 プロデューサー世阿弥を継承する(土屋惠一郎)
第4章 知の体系を作りかえるために(土屋惠一郎+中沢新一)
あとがき 土屋惠一郎
【著者紹介】
土屋 惠一郎 1946年東京都生まれ。明治大学長。明治大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。専攻は法哲学。法学者、能楽評論家。芸術選奨選考委員、芸術祭審査委員を歴任。
中沢 新一 1950年、山梨県生まれ。明治大学研究・知財戦略機構特任教授、野生の科学研究所所長。宗教から哲学まで、芸術から科学まであらゆる領域にしなやかな思考を展開する思想家・人類学者。