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NEWS REPORT NAKAZAWA

「NHK俳句」と野生の知(中沢新一)

2013/04/26

CA3H0131

所長の中沢新一が5月12日(再放送:5月15日)の
「NHK俳句」にゲスト出演いたします。

今回の兼題は「蚕豆」。
選者である小澤実さんの解説に交え、
選句へのコメントと兼題の持つ人類学的意味や
歳時記の感覚を広げるということについてお話しています。

小澤さんの掲げられているのは「身体であじわう季語」ということ。中沢も野生の知とも深く共鳴するテーマで、お話が弾みます。

小澤さんは吟行のお伴に『アースダイバー』をご持参くださっているそう。
東京をダイブして見る『アースダイバー』に俳句の精神の根源との共通点を感じているそうです。
かたや中沢も『アースダイバー』執筆時は俳句を意識して書いていたとのこと。

話は風景を詠むことの根源、芭蕉の句を手がかりに、木と生きることとと芸術へと降りていきます。

NHK俳句、放送は下記の時間です。
どうぞご覧ください!

放送  5月12日(日) 6:35~ 7:00 (Eテレ)
再放送 5月15日(水) 15:00~15:25 (Eテレ)

スタジオのようす

 スタジオには蚕豆にちなんだ素敵な生け花も。
新濃 晄子(しんのう あきこ)さんという方生け花です。
片隅にまで染み渡る丁寧なお仕事が光ります。
こちらもどうぞご注目ください。

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