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『民藝のインティマシー 「いとおしさ」をデザインする』刊行記念イベント

2015/04/30

早々と増刷も決定した鞍田崇先生による著書『民藝のインティマシー』(明治大学出版会)刊行を記念して、トークイベントが開催されます。

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鞍田崇×小林和人「いまなぜ民藝か?」『民藝のインティマシー』(明治大学出版会)刊行記念

概要(本屋B&B HPより)
この数年、民藝への共感がふたたび広がりつつあります。
明治大学出版会より4月に刊行されたばかりの『民藝のインティマシー』は、民藝をめぐる時代背景を振り返るとともに、「インティマシー=いとおしさ」をキーワードに、これからの暮らしや社会のあり方について考える試みを本書の中で記しています。
「いとおしさ」とは誰でも聞いたことがある言葉ですし、普段無意識的に感じているひとつの感情です。

では民藝に触れるときの「いとおしさ」とは?
「いとおしさ」がなぜこれからの暮らしや社会の中で大事なキーワードになってくるのか?

今回B&Bでは、本書の著者である鞍田崇さんと、吉祥寺で日用道具を扱うお店「Roundabout」「OUTBOUND」の2店舗を営む小林和人さんをお迎えし、民藝をとおしてお二人が考える「いとおしさ」についてお話いただきます。

【日時】2015年5月20日 20:00〜22:00
【場所】本屋B&B(下北沢)
【チケット】2000円(1drink付き)

詳しい情報とお申し込みは、こちらからご確認ください。

 

同様のイベントは、京都でも開催されます。

服部滋樹×鞍田崇「いまなぜ民藝か?」『民藝のインティマシー』(明治大学出版会)刊行記念

概要(MEDIA SHOP HPより)
いまなぜ民藝か―― 近年、「民藝」への共感がふたたび広がりつつあります。民藝は20世紀初頭に柳宗悦らが提唱した、無名の職人が手がけた生活道具に注目する運動ですが、その射程は同時代の趨勢にあらがい、暮らしのあり方や社会の形を見すえたものでありました。2015年春に刊行した『民藝のインティマシー』(明治大学出版会)は、「いまなぜ民藝か」の答えを探ることで、21世紀に求められている社会と暮らしの「次」を考えてみようとするものです。

このたび同書刊行を記念して、MEDIA SHOPでトークをすることになりました。MEDIA SHOPでは、かつてやはり民藝をテーマにトークを行っていました。MEDIA SHOPレクチャーシリーズ「〈民藝〉のレッスン」。毎回さまざまなジャンルの方をゲストに迎え、2012年に計8回、2014年には「番外編・特別講義」として10時間トークも行いました。その間、一貫して問うてきたのが、「いまなぜ民藝か」という問いでした。新著『民藝のインティマシー』の原型はじつにここ、MEDIA SHOPで培われたものなのです。

かさねられたトークの中でも、いちばん頻繁に議論を交わしたのが、graf代表の服部滋樹さんです。デザインと哲学、互いにベースは異なるものの、むしろそれが刺激にもなり、また同世代のよしみもあって、いつも忌憚のないやり取りが繰り広げられ、彼とのトークからはほんとうに多くインスパイアされてきました。

「いまなぜ民藝か」。やっぱりここで、やっぱりこの人と、そんな思いで企画した刊行記念トーク。ここで彼と、そして参加くださった多くの方々といっしょに考えてきたことの「おさらい」と「これから」を、これまで同様のびのびと楽しく、そしてこれまでよりもチョビっと熱く、言葉にできればと思っています。 (文:鞍田)

【日時】2015年5月15日 19:30〜21:30
【場所】MEDIA SHOP(河原町三条)
【チケット】一般2,000円、学生1,500円(1drink+food付き)

詳しい情報とお申し込みは、こちらからご確認ください。

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