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<文学と思想>をめぐる国際シンポジウム【世界文学を創造する——ディアスポラ、トランスエスニシティ、言語葛藤】

2014/11/26

<文学と思想>をめぐる国際シンポジウム

【世界文学を創造する——ディアスポラ、トランスエスニシティ、言語葛藤】

研究所と関わりのある先生方が登壇するシンポジウムのお知らせです。

どうぞ、ご来場ください!

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近代の国民国家の形成と共に育まれてきた「国民文学」の枠組みが崩れてきている。そのことは、国民国家を単位としない、より大きな経済的グローバリゼーションの流れと共に、複数言語のあいだを横断する越境作家・詩人の誕生と活躍を見れば明らかである。この国際シンポジウムでは、日本語圏、ドイツ語圏を含む、世界各地で誕生しつつある「世界文学」を取りあげ、それらにどのような共通の特徴が見られるのか、ディアスポラ(離散)、トランスエスニシティ、言語葛藤の観点から考察する。そうすることによって、狭隘なナショナリズムと結び易い「国民文学」の特異性ではなく、「世界文学」の普遍性を導きだす。

【日時】2014年12月13日(土)午後1時〜5時

【場所】明治大学駿河台キャンパス リバティ・タワー 1086教室(8階)

【問い合わせ先】明治大学 国際連携事務室(Tel: 03-3296-4591 Fax: 03-3296-4360)

(科研助成事業、後援:明大国際連携本部、明大大学院外国人有識者招聘事業)

予約不要、聴講無料

 

【基調講演】(午後1時〜2時10分)

講師:クリスティーネ・イワノヴィッチ教授(ウィーン大学)「ディアスポラから出て:翻訳を通して世界文学を創造する」Out of the Diaspora: Creating the World Literature through Translation

【シンポジウム】(午後2時20分〜5時)

講師:合田正人教授(明治大学)「デリダと言語の不安」

講師:リディア・ミッシュクルニ 作家(ウィーン造形芸術大)「水道栓文学:分類化の挽歌」

講師:レオポルド・フェダーマイアー教授(広島大学)「ドイツのロシア作家」

講師(司会):越川芳明教授(明治大学)「目取真俊のウチナー口:沖縄文学と世界文学」

ディスカサント:土屋勝彦教授(名古屋市立大学)

 

詳細はこちらのページをご覧ください。

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