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NAKAZAWA

『緑の政治ガイドブック 公正で持続可能な社会をつくる』の解説で鎌仲ひとみさんと中沢所長の対談が掲載

2012/01/08

2月8日に発売される、ちくま新書『緑の政治ガイドブック  公正で持続可能な社会をつくる』の解説として、映画監督の鎌仲ひとみさんと中沢新一所長の対談が掲載されます。ヨーロッパの緑の党と、日本における緑の政治はどこが同じで、どこが違うのか。とても興味深い対談になっています。是非ご覧ください。

『緑の政治ガイドブック  公正で持続可能な社会をつくる』ちくま新書
デレク・ウォール著 白井和宏訳
解説 鎌仲ひとみ×中沢新一
定価 本体価格780円+税
発売日 2月8日

●目次
はじめに
序文
第一章 世界に広がる緑の政治
第二章 温暖化する地球
第三章 緑の哲学とは何か
第四章 「欲求」でなく「必要」を満たす経済
第五章 生命のための政治
第六章 生き残りをかけた戦略
解説  右でも左でもなく前に進む運動を 鎌仲ひとみ×中沢新一

●内容紹介
緑の政治は一九七〇年代に誕生し、いまや世界的な広がりを見せている。
これは人間と自然の関係を中心にすえて、社会と経済のありかたを考え直そうとする大きな流れだ。
はっきりと目に見える存在である緑の党や直接行動、先鋭的な環境NGOなどの活動の下には、さらに強大で緩やかなネットワークが存在している。
表立った動きをすることのない人々が緑の生活スタイルを実践することで様々な面から政治の改革をうながしているのだ。
福島第一原発が深刻な事故を起こし、グローバル資本主義があらゆる局面で行き詰まりを見せている今、私たちと私たちの社会はどのように変わっていけばいいのだろうか。
チェルノブイリから数十年をかけて脱原発へと舵を切ったドイツをはじめ、世界各国の歴史と現状に学び、公正で持続可能な社会をつくるための着実な行動へとつなげていこう。
緑の党をはじめ、緑の政治の歴史とその広がり、そして基盤をなす思想や今後の課題までがコンパクトにまとめられた、わかりやすいガイドブック。
巻末解説として、鎌仲ひとみ×中沢新一の対談を収録。

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