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NAKAZAWA

3.11以後の生と死(赤坂憲雄先生・中沢新一対談)

2011/12/12

■日時:2011年12月17日(土) 15:00 〜 17:00

■場所:明治大学 リバティタワー 6階 1063教室
会場地図:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

■受講料:1,000円(事前予約制)
*定員に達したためお申し込みは締め切りました

■講座趣旨

3.11は、かつての9.11同様、本来潜在していたヒズミが顕在化したにすぎません。真の問題は、今回の震災や原発事故の根底にある、私たちの「生と死の現在」が露呈されたということ。東電や政界や官僚を批判しても、所詮それ は一過性にすぎず、本当に私たちが新生の道を模索するなら、これまで専門家や役人たちが生み出してきたシステ ムへの盲目的といっていい過剰依存こそ問われねばなりません。
それは加速度的に複雑化するグローバル社会の中で、益々かつての共同性を喪失し、その空洞化の中で激増しつ つある自殺、孤独死、高齢者所在不明、直葬や幼児虐待などを、現在の震災や原発騒ぎの中に埋没させてはならないということでもあります。
今、私たちに突きつけられているのは思想的大転換。世界資本主義が崩壊しつつあるいま、日本がもとの経済大国の道への復旧を目指すのか、それとも根本的に新しい光を世界に投げかけるのか。
世界のパラダイムの変換の現場、すなわち広島、長崎、そして福島を抱える私たちこそ、宇宙のすべてのものが不断につながっているというコスモロジーに生きとし生けるものを解き放つ使命があると思います。
この講座は、以上のようなコンセプトのもとに、中沢新一教授を中心に設立された「明治大学野生の科学研究所」とリバティアカデミーの共同企画であります。

明治大学リバティアカデミーパンフレットより)

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